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H.モーザーがふたつの新しいパイオニアモデルを発表した。

先月末に、複雑機構を搭載したタンタルケースモデルを発表したばかりのH.モーザーが、より小振りな40mm×12mmのスティールケースを採用した、ふたつの新しいパイオニアモデルを発表した。1分に1回転するワンミニッツ トゥールビヨンとセンターセコンドの2モデルで展開し、アークティックブルーフュメ文字盤を備える。これは文字盤外周の濃いブルーが中央にかけて明るく変化するが、印象的なサンバーストパターンもあるため光によって色も変化していく。

新しい40mmサイズのSSケースを採用した、H.モーザー パイオニア・トゥールビヨン。
これらの文字盤には、光と影の陰影を演出するべく傾斜を設けた、砲弾型のインデックスを採用することで文字盤とのコントラストを高めている。さらにスーパールミノバ®でできたアワーリングにあるドットが、リーフ型の時針の夜光とマッチ。6時位置にあるブランドロゴは透明なラッカーで描かれており、サンバーストパターンに反射した光が入る角度からしか見ることができない。

しかし本当に驚くべきディテールはケースサイズだ。従来のパイオニアと同じムーブメントを搭載しつつ、シャープなラグと、ミドルケースに一部施された刻みを持つ独特なシェイプはそのままに、ケースサイズが3mm近く(こだわるなら2.8mmだ)も小さくなっている。しかも120mの防水性能を備えており、モーザーのなかで最もスポーツ志向の高い時計に仕上げられたのだ。

H.モーザー パイオニア・センター セコンドと同様のムーブメント、HMC200を搭載。

H.モーザー パイオニア・センター セコンドのケースサイドとリューズ。
トゥールビヨンモデルには、H.モーザーの姉妹会社であるプレシジョンエンジニアリング社が自社で設計、製造した自動巻きCal.HMC 804を搭載。また、ダブルヘアスプリングを搭載して精度向上を図ったほか、トゥールビヨンは交換可能なモジュール式であり、ムーブメントと別に組み立てられたあとに調整されるため、メンテナンスのダウンタイムを短縮することができる。センターセコンドモデルには、ブリッジと地板にH.モーザーの特徴であるダブルストライプを施した、自社製自動巻きムーブメントのCal.HMC 200を搭載。どちらのムーブメントも、最低3日間のパワーリザーブを確保している。

Cal.HMC 804は、自動巻きのマニュファクチュール トゥールビヨン ムーブメントである。
なおどちらのモデルにも、ラバー、テキスタイル、レザーストラップ、そして(いちばんスポーティに見えるよう)SSブレスレットが付属。センターセコンドモデルは202万4000円(税込)、トゥールビヨンモデルは783万2000円(税込)となっている。
我々の考え
ちょうど1年前、私がスイスの偉大な時計職人の知られざるストーリーを追い求めてスイスに滞在し、H.モーザーのオーナーであり、その時計職人の親戚でもあるメイラン一家とともに過ごしていたときのことだ。私の旅のお供として、マッドレッドのフュメ文字盤が美しい、H.モーザー パイオニア・センター セコンドを連れていた。しかし愛情を注いでいた割にこの時計は43mmで大きすぎた。CEOのエドゥアルド・メイラン(Edouard Meylan)氏にその事実をぶつけたことがある。

H.モーザー パイオニア・トゥールビヨン、SSでできた40mmを腕に乗せた。
メイラン氏は“できない”とは言わなかったが、このムーブメントのケースを小さくするのは大変なことだとは話していた。そして彼らはその要求に、確実に応えようともしてくれていた。私の好みとしては、パイオニアの新モデルは40mmでちょうどいい。
 ブランドにとっては文字盤が問題になることはない。このアークティックブルーフュメのサンバーストパターンは大変素晴らしく、しかもブランドロゴの隠し方も相まって、私の見事なマッドレッドよりもさらによくなっていると思う。メイラン氏は、父親が持っていた懐中時計のコレクションからインスピレーションの一端を受けており、そして文字盤のロゴではなく、ウォッチメイキングこそが重要であると悟ったのだと話してくれた。針、インデックス、またムーブメントの仕上げは、この価格にふさわしいと感じる。しかしその前身である42.8mmのパイオニアを手にしていたとき、それを友人に渡してみると、大きすぎるという感想が挙げられた。そう、H.モーザーは120m防水というスポーティな時計を間違いなくつくったはずだったが、そのほかの小さな工夫が“スポーティさ”からほど遠く、あの大きさには違和感があり、しっくりとこなかったのだ。


ムーブメントHMC804に、新型の40mmSSケースを採用。

正面から見た場合。
この話を本格的なHands-Onにするのは避けたいが、この2本の選択肢は、手首とのバランスもよく、より快適に装着できるといえるだろう。むしろ、今のH.モーザーとはまったくの別物といってもいいくらいだ。これまでのファンの目から見ていちばんともいえるモデルだったとしても、この時計によってまったく新たな顧客へ訴求されるものにもなっていると思う。
 強いていえば、ラグのエッジはもう少し柔らかくして欲しかった。底面は美しいフラットな形状だったが、裏蓋付近のエッジはステーキを切り分けるのに十分なほど鋭い。それでもこの新しいパイオニアは、時計を身につけていることを忘れてしまうほど、美しい文字盤が光に照らされて輝き、持ち主を常にワクワクさせて、喜ばせてくれる時計であることに変わりはない。

ワンミニッツ トゥールビヨンのHMC804。

基本情報
ブランド: H.モーザー(H. Moser & Cie.)
モデル名: パイオニア・センター セコンド アークティックブルー&パイオニア・トゥールビヨン アークティックブルー
型番: 3200-1217(センター セコンド)、3804-1208(トゥールビヨン)

直径: ともに40mm
厚さ: 10.4mm(サファイアクリスタルなし)、 12mm(サファイアクリスタルあり)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ともにサンバーストパターンを施したアークティックブルーのフュメ
インデックス: 砲弾型インデックス、夜光付きアワーマーカー
夜光: リーフ型時・分針、アワーマーカーにスーパールミノバ®を採用
防水性能: 120m
ストラップ/ブレスレット: 手縫いのアリゲーターレザー、ラバー、テキスタイルストラップ、またはSS製ブレス。H.モーザーのロゴが刻印されたSS製バックル付きストラップ。

ムーブメント情報
キャリバー: HMC 200(センター セコンド)、HMC 804(トゥールビヨン)
機能: 時・分・秒(センター セコンド)、時・分・トゥールビヨン(トゥールビヨン)
直径: ともに32mm
厚み: ともに5.5mm
パワーリザーブ: ともに約3日間
巻き上げ方式: ともに自動巻き
振動数: ともに2万1600振動/時
石数: 27(センター セコンド)、28(トゥールビヨン)
追加情報: 1分に1回転するフライングトゥールビヨン

価格 & 発売時期
価格: 202万4000円(センターセコンド)、783万2000円(トゥールビヨン)。ともに税込

ネプチュニアンの日本限定モデルがインターナショナルコレクションに追加~

エドックスの小径・ロングパワーリザーブ・ラバーストラップ仕様の「ネプチュニアン」日本限定モデルがインターナショナルコレクションに追加。

≪特徴≫
ラバーストラップを装備した特別仕様
直径42mm・厚さ12.3mmのステンレススティールケースは、日常の使用に大きすぎず、かつタフネスが魅力のダイバーズウォッチとして小さすぎない絶妙なサイズ感。特別仕様として、以前より多数の要望があったラバーストラップを装備。柔らかく腕馴染みの良い、耐久性に優れたシリコン配合のラバー素材を使用しており、より軽快にダイバーズウォッチを楽しむことができます。

 

海の神を象ったダイバーズウォッチ
頑強かつ堅牢なケースとねじ込み式リューズにより、30気圧/300mの高い防水性を確保。ケースバックには海の神・ネプチューンを刻印し、ブランドコンセプトである“THE WATER CHAMPION”を体現しています。
ダイビングベゼル表面にハイテクセラミックをインサート。サファイアと同等の高硬度で、耐傷性・耐腐食性に優れており、時計の美観を永く保ちます。側面に小刻みの凹凸を付けることで操作性を向上。潜水中の誤操作によって酸素残量を過剰に見積もってしまう危険性を考慮し、逆回転防止仕様になっています。

 

ロングパワーリザーブ
約68時間のロングパワーリザーブを備える自動巻きムーブメント(Cal.808)を搭載。機構がシンプルで故障しにくい片方向の巻き上げ方式で、少ない動きでも巻き上げが行われるためデスクワーカーにもオススメです。


左から4型がインターナショナルコレクション追加。右は引き続き日本限定の取り扱い


ネプチュニアンコレクション
一世紀を超える時計製造の歴史を持つエドックスは、世界初の特許を取得した防水機構を開発するなど、防水時計の発展に貢献し、海を舞台に活躍する人々を支えてきました。ローマ神話における海の神・ネプチューンにインスピレーションを受けて誕生したネプチュニアンは、タフネスと実用性を追求したダイバーズウォッチコレクションです。


【仕様】
ネプチュニアン グランデ リザーブ デイト オートマティック

80801-3BUCA-BUIN
税込価格:308,000円


80801-3NCA-NIN
税込価格:308,000円


80801-3VCA-VDN
税込価格:308,000円

 

80801-3NRCA-NIR
税込価格:308,000円

80801-3BBUCA-BUCDN
税込価格:319,000円

(共通)
ムーブメント:キャリバー 808(ラ・ジュー・ペレ社 G100・自動巻き)
・機能 :時・分・秒表示、日付表示
・石数 :24石
・振動数 :28,800振動/時
・パワーリザーブ :約68時間
ケース:ステンレススティール
・ケースサイズ :直径42mm、厚さ12.3mm
・ベゼル素材 :ステンレススティール(表面にハイテクセラミックをインサート)
・ベゼル仕様 :逆回転防止機能
・風防 :サファイアクリスタル(無反射コーティング)
・ケースバック :ソリッドバック
・防水性 :30気圧/300m
・ラグ幅 :20mm
・ねじ込み式リューズ
ストラップ:ラバー
・バックル種類 :ピンバック

 

【お問い合わせ】
株式会社ジーエムインターナショナル
〒110-0008 東京都台東区池之端1-6-17 本館2F
TEL:03-5828-9080
FAX :03-5828-9060

 

[エドックス]~THE WATER CHAMPION
優秀な時計職人クリスチャン・リュフリ=フルーリーが、妻の誕生日を祝うため自身でデザインして作った懐中時計。この贈り物の美しさに感動した妻から、時計ブランドを立ち上げることを勧められ、1884年にスイスのビール/ビエンヌでエドックスを創業しました。ブランド名は、(「時間」を意味する古代ギリシャ語に由来しており、ブランドエンブレムである砂時計のマークは「不朽」を象徴しています。2024年に、創業140周年を迎えました。
創業当時は懐中時計で名を成していましたが、1950年代から腕時計の製造にシフト。世界初の特許を取得した防水機構を開発するなど、過酷な環境下でも計時機能を維持できる高性能な時計づくりを追求してきました。1961年に発表したブランド初の防水時計デルフィンに始まり、現在のフラッグシップコレクションであるクロノオフショア1、海の神を象ったネプチュニアンに至るまで、50年以上にわたってダイバーズウォッチ開発の先駆者として最前線を走り続けています。国際的なラグジュアリースポーツの大会オフィシャルタイムキーパーを務めるなど、スポーツシーンとのパートナーシップを数多く締結しています。耐衝撃性や防水性などのタフネスに優れたエドックスウォッチは、一流アスリートからも厚い信頼を得ています。

トンダ PFミニッツラトラパンテは、世界初の機能をもつ時計。

トンダ PFミニッツラトラパンテ ステンレススティール/アークティック・ローズ~すべての瞬間に光を。

トンダ PFミニッツラトラパンテは、世界初の機能をもつ時計として2023年に発表され、即座に愛好家たちを惹きつけました。これは、パフォーマンスを計測するために生み出された複雑機構ではなく、時間そのものを意のままに加えられるという、唯一無二の体験を提供する時計です。革新的なアイデアは、驚くほどシンプルで優雅な形で実現され、ウォッチメイキングをその原点である「生涯を共にするパートナー」という本来の目的へと回帰させます。
2025年、トンダ PFミニッツラトラパンテは、アークティック・ローズのダイヤルを纏って新たな表現を得ました。淡いローズの色合いとクリスタルのような反射の中を、その色彩は光と共に移ろい、絶えず変化する繊細な色合いを見せます。

プライベート・ラグジュアリー、文化を感じる「時」の表現
パルミジャーニ・フルリエの哲学は、ひとつの信念に基づいています。それは、真のラグジュアリーとは、パーソナルで、控えめで、文化的な体験として息づくものであるということ。私たちのメゾンは、このプライベート・ラグジュアリーを、意義と本質的な美を求める人たちに向けた洗練の形であると位置づけます。
トンダ PFラトラパンテのシリーズは、まさにこのビジョンを体現しています。
それは物理的に計測可能であると同時に、社会から課された時間である「クロノス」から、自分のものさしで選んで生きる時間である「カイロス」への移行を意味します。

情報があふれ、すべてが目まぐるしく変化するこの世界において、足を止め、その瞬間を取り戻すように、ラトラパンテは促します。

トンダ PFミニッツラトラパンテ:複雑なものをシンプルにする芸術
この原理は、今日に至るまで他にはありません。そして、驚くほどシンプルです。二本の分針は通常は重なっていて、機能を利用するときだけ下に隠れていた分針が姿を現します。

この独創的な機構を通して、高度なメカニズムは直感的なものとなり、複雑さはエレガンスへと昇華されます。
機能の調整は三つのプッシュボタンで行います。10時位置のボタンを押すと1分単位で、8時位置のボタンを押すと5分単位で針が進みます。リューズにあるボタンを押すとリセットされます。

一本目のロジウムプレートの針が実際の時刻を示し、二本目のローズゴールドの針が設定時間を示します。
二本の針が再び重なったときに、設定した時間が経過したことになります。

すべては穏やかなエレガンスをもって展開されます。通常は隠れていて、呼び出されたときにだけ目覚めるメカニズム。ひとときを引き延ばしたり、ペースを緩めたり、あるいは単に自分のリズムを取り戻すことを促す、時間を意のままに測るオンデマンドの計時を提供します。

アークティック・ローズ:光から生まれた色
2025年、トンダ PFミニッツラトラパンテは、アークティック・ローズのダイヤルを纏って新たな表現を得ました。淡いローズの色合いとクリスタルのような反射の中を、その色彩は光と共に移ろい、絶えず変化する繊細な色合いを見せます。

アークティック・ローズという色の選択にも、深い意味が込められています。18世紀、ローズカラーは男性が身に着ける色であり、洗練と品格の象徴でした。この色が女性らしさと結び付けられるようになったのは、20世紀後半のことです。この色を現代の男性的なウォッチメイキングに再導入することは、忘れられた伝統との絆を新たにして、既成概念から解放された美学を肯定することでもあります。

アークティック・ローズは、自信に満ちたエレガンスを語る言語となるのです。その色合いは、親密で、現代的で、驚くほどの汎用性を備えています。

パルミジャーニ・フルリエのスタイルコード
トンダPFコレクションのすべてのモデルと同様に、アークティック・ローズのミニッツラトラパンテは、時計愛好家にひと目でそれとわかる美的言語を表現しています。

 

バーリーコーンのギョーシェ:1996年からメゾンを象徴するモチーフを、特に繊細なパターンで取り入れました。光と戯れる魅惑的な規則性が、ダイヤルに奥行きと動きを与えます。

ローレット加工のプラチナ製ベゼル:職人の手によって刻まれるローレット加工は、見た目に控えめでとても繊細な、メゾンのシグネチャー。緻密なファセットが光を反射します。

 

人間工学に基づいたなめらかなライン:シームレスにつながるケースとブレスレット。手作業で施されたサテン仕上げが手首に自然に馴染む、彫刻的な連続性を生み出します。


ムーブメントPF052:目に見える美と、隠れた美
ケースバックから見えるキャリバーPF052が、美的革新と機械的な卓越性は切り離せないものであることを示しています。わずか4.9mmという驚くほどスリムな構造の中に収められたミニッツラトラパンテ機能は、デザインの純粋性と高度な時計学の完璧な調和を証明しています。

 

271個の部品からなるキャリバーPF052は、コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ、面取りという伝統的なウォッチメイキングの最高水準で仕上げられています。ダイヤルと同じバーリーコーンのギョーシェで飾られた22Kローズゴールド製マイクロローターは、時計の外装と内装との間のつながりをひそかに演出します。


軽やかに時をとらえる美学
トンダ PFミニッツラトラパンテのアークティック・ローズモデルは、直感的で、光に満ちた、時間との新たな対話を開きます。
ダイヤルの下に隠れながらも息づく機構は、高い精度を心につながる感情へと転換します。アークティック・ローズの色合いは、審美眼、センス、光とリズムに対する深い感性を表す、稀有な表情を露わにします。

 

トンダ PFミニッツラトラパンテは、時間を支配するものとしてではなく、理解し、そして感じるものとして、時間と異なる向き合い方をするよう誘います。
それは、ミシェル・パルミジャーニの時計文化から生まれ、知性と感性が出会い、美が意識を呼び覚ますメゾンの純粋主義的な美学によって高められたクリエーションです。


【仕様】
トンダ PFミニッツラトラパンテ
ステンレススティール/アークティック・ローズ
品番:PFC904-1020002-100182
税込価格:4,851,000円

ダイヤル
・カラー:アークティック・ローズ
・仕上げ:バーリーコーンのハンドギョーシェ
・インデックス: 18Kゴールド、ロジウムプレート、ハンドアプライド
・針時針と分針:ロジウムプレート加工の18Kゴールド、デルタ型スケルトン
・タイマー:18K ローズゴールド、デルタ型スケルトン
キャリバー:PF052 (自社製自動巻きムーブメント)
・ミニッツラトラパンテ機能とローズゴールド製マイクロローター搭載
・パワーリザーブ:48時間
・振動数:21,600振動/時(3Hz)
・石数:35
・部品数:271
・ムーブメントサイズ:径 32 mm/厚 4.9 mm
・装飾::コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ、面取りされたブリッジ
・ローター:22Kローズゴールド製マイクロローター、バーリーコーンのギョーシェ
・機能:時、分、ミニッツラトラパンテ
ケース:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール、プラチナ950製ローレット加工のベゼル
・ケースサイズ:径 40 mm/厚 10.7 mm
・リューズ:Ø5.5 mm、18Kローズゴールド製プッシュボタン
・ガラス:ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
・ケースバック:サファイアクリスタル
・ケースバックの刻印:シリアルナンバー、"PARMIGIANI FLEURIER"
・防水性:60m
ブレスレット:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール
・バックル:ステンレススティール製フォールディングクラスプ

 

【お問い合わせ】
パルミジャーニ・フルリエ

ロジャー・スミス氏が手掛けた“最高傑作”が、フィリップス ニューヨークに登場

すべての部品がスミス氏の手によって生み出されたポケットウォッチ No.2。これは間違いなく、私がいままでつくりあげた時計のなかで最も重要な時計であると、イギリスの時計職人は話す。

 ロジャー・スミス(Roger Smith)氏のポケットウォッチ No.2が、フィリップスのニューヨーク ウォッチ オークションにて初めて一般販売されることになった。

「間違いなく、私がつくったもののなかで最高の時計です」と、今週初めに懐中時計の話をしたとき、ロジャー・スミス氏は言った。これはスミス氏が22歳の時、時計職人のジョージ・ダニエルズ(George Daniels)に弟子入りをするべく、初めて懐中時計を贈ったことから始まる。しかしダニエルズはスミス氏に、それがあまりにも“手作り感”が強すぎると言い放ち、何もないところから“生み出された”ようにするべきだと、その申し出をはねつけた。

ロジャー・スミス ポケット ウォッチ No.2
スミス氏はダニエルズからの批評を胸にイギリスのボルトンに戻った。それから5年のあいだ、彼は週に3、4日、2本目の懐中時計の製作に取り組みながら、時計の修理や修復の仕事をして、自分自身とそのプロジェクトを維持してきた。

そしてスミス氏はポケットウォッチ No.2を、最初の作品よりもさらに複雑なものにしようと試みた。ムーブメント、ケース、針、文字盤など、時計のすべての構成部品を氏自らが素材から作り上げたのだ。同モデルに搭載された、4年周期のパーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズ、ワンミニッツトゥールビヨン、スプリングデテント脱進機などを設計し、ムーブメントは金メッキとつや消しの地板、パープルブルーの青焼きネジ、ゴールドシャトンといった伝統的なトラディショナルウォッチメイキングのスタイルで仕上げている。

ロジャー・スミス氏
若かりし日のロジャー・スミス氏。

「ダニエルズの著書である『ウォッチメイキング』は、腕時計の組み立てマニュアルでした」と話すスミス氏。「すべてが初めての経験でした。部品の形状や成型方法、正しく熱処理をする方法など、部品ひとつひとつについて最善のつくり方を考えなければなりませんでした。最初の懐中時計に続き、これは私がつくった2つ目のトゥールビヨンでしたから、それすらもチャレンジでした」

スミス氏が部品をつくればつくるほど、彼の知識も増えていく。最初につくりあげた部品があとから作った部品よりも洗練されていると感じられないという理由で、5年のあいだに時計を4、5回も作り直したという。ムーブメントの各パーツは1枚の鋼板の上に描かれ、それを手作業でカット、ヤスリがけをし、研磨した。3つのパーツからなるケースは1本の金塊から始まり、鎚で叩いてハンダ付けされ、そして直径66.5mm、厚さ21.5mmの18Kゴールドケースへと成形された。

ロジャー・スミス ポケット ウォッチ No.2の蓋を開けたディテール
「英国を駆け抜ける旅」第1話:ロジャー・W・スミス

さかのぼること2016年、HODINKEEは12日間かけて英国を旅した。もちろん、マン島にあるロジャー・スミス氏の工房からスタートした。スミス氏の工房での映像はこちらでご確認ください。

5年後、スミス氏はマン島に戻り、ダニエルズにその時計を贈った。偉大なる時計師はその時計の調査を開始した。ダニエルズが部品を指差して誰が作ったのかを聞くたび、スミスが都度私がつくりましたと答える。ムーブメントの組み立てや仕上げは誰が行ったのか? という問いかけにもスミス氏は、私がやりましたと答えた。最後に、ダニエルズはスミス氏に向かってこう言った。「おめでとう。これであなたも立派な時計職人の仲間入りだ」と。

この出会いから間もなく、ダニエルズはスミス氏に、彼が考案したコーアクシャル脱進機がオメガに採用されたことを記念したミレニアムシリーズ完成への協力を依頼した。ミレニアムシリーズが完成した2001年、スミス氏は自身の手で腕時計をつくることを決意し、初のレクタンギュラーウォッチを完成させた。この最初の腕時計のために、スミス氏はスイスから多くの部品を調達したが、その後すぐに完全なる自社製ムーブメントを実現したいと思うようになる。

スミス氏は「これは私にとって、自身のキャリアを決定付ける大きな瞬間でした」と話した。「自分なりのムーブメントをつくりあげたかったため、ほかのサプライヤーに頼るのは嫌だったのです」。そこで彼は2004年にポケットウォッチ No.2を手放し、彼の哲学(ハンドメイドのすべてを手首にもたらす)を反映させた、シリーズ2 ウォッチの開発資金に充てた。さらにこの懐中時計は、数年前にダニエルズにプレゼントしたあと、ダニエルズがいくつかの改良を加えていたのだ。トレードマークである針を新たに製作し、文字盤には4種類以上ものギヨシェ装飾が施されていた。この懐中時計が2004年にプライベートコレクションに売却されて以来、スミス氏はこの時計を手にしたことがなく、もし今週末に見る機会があれば、じっくりとチェックするのが楽しみだという。

ロジャー・スミス ポケット ウォッチ No.2の文字盤
「まさにタイムカプセルですね」とスミス氏。「これ以上の改良は無理だと思うくらいになりました。このピースを売ることができたのはうれしかった。それが当時できた精一杯の成果であり、5年間、私の人生を握っていたのです」。ポケットウォッチ No.2は、同氏の最も重要な作品のひとつであるだけではなく、現代のトラディショナルウォッチメイキング、あるいは現代の独立系時計師においても非常に重要な時計のひとつであり、推定落札価格は“100万ドル以上”(日本円で約1億3345万円)といわれている。彼が手掛けた代表的な時計が一般公開されるのを楽しみにしているのは、スミス氏だけでないことは確かだ。

フィリップスはロンドンを皮切りに、4月13日から16日まで世界各地で“ポケットウォッチ No.2”を展示する予定です。そして今週木曜日に行われる一般公開にはロジャー・スミス氏本人も出席する予定。またこちらは6月3日から9日までニューヨークで開催されるニューヨーク ウォッチ オークション 8に出品され、同オークションは2日間行われます。

39mmのタグ・ホイヤー カレラ ブラックダイヤル“グラスボックス”

ヴィンテージとモダンがミックスされ、カレラコレクションが完全に生まれ変わった。

ブランドアンバサダーであるライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)氏を起用したブランドキャンペーンを実施した。満員の観客を前に、タグはゴズリング氏が主演の5分間のショートフィルムを上映し、映像には元SNL(サタデー・ナイト・ライブ)キャストのヴァネッサ・ベイヤー(Vanessa Bayer)氏、『ブレット・トレイン』や『ジョン・ウィック』でおなじみの映画監督デヴィッド・リーチ(David Leitch)氏も登場した。率直に言って、この映像は広告としては新鮮で、クリエイティブなアプローチだと思う。ゴズリング氏が映画の撮影現場で、カメラが止まったあともカレラを返そうとしないというメタ的な要素が含まれている。筋書きを書き出すかわりに、1度自分でその映像を見てもらいたい。

このイベントとビデオは、タグホイヤースーパーコピー代引きが最近リリースしたモデルのなかでも特に話題を集めた時計のひとつである、“グラスボックス”カレラを紹介したものだ。これはブランドで最も人気のラインであり、レースの伝統と結びついた同コレクションの美観を刷新したものである。

時計の紹介レビューを書き上げたが、その記事で実際に扱うことができたのはブルーモデルのみだった。この作品は完全にモダンなデザインでありながら、わずかにヴィンテージのテイストが感じられるためとても気に入っている。ただし一生懸命探せば見つかるものでもある。

しかしブラックモデルは非常に魅力的なバリエーションで、機会があればすぐにパレクスポの展示会場で探した作品だった。それ以来、同業者の友人や同世代の人らが手首につけているのを見かけるようになった。ブルーとブラック、どちらがより好きというわけではないのだが、少なくとも後者については十分に堪能したため、自身の感想や考えを述べようと思う。

まずはサイズから。ブルーエディション同様39mmサイズかつ、ラグからラグまでは46mmと、非常にコンパクトな仕様となっており、まるで37mmの時計を身につけているかのような感覚になる。ここがこの時計をうまく機能させているポイントだと思う。過去10年ほどのあいだに、タグ・ホイヤーは(まあ業界のほとんどすべてのブランドといっても過言ではない)、大振りで厚みのあるほうへと偏っていった。だがこの新しいカレラは正しい方向へとシフトし、ブランドの初挑戦となるこのサイズは完璧に成功したと感じる。遠くから見ると、特にブラック文字盤のエディションについてはヴィンテージウォッチと見間違うかもしれないほどだ。パンチング加工されたレーシングストラップもその効果を発揮するだろう。

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ、ブラックエディションのリストショット
そしてブラック文字盤とブルー文字盤を区別する視覚的な違いについても話そう。まずコントラストだが、ブラックの文字盤表面に対して、サブダイヤルがシルバートーンになる逆パンダの効果がある点。このコントラストによって、この2本の新モデルの大きな違いである日付の配置につながってくる。この高いコントラストを維持するべく、タグは日付を6時位置(ブルーのバージョンにはそこにある)から12時位置へと移動させている。クロノグラフ秒針が計測をしていないとき絶対に日付が見れないため、この配置は奇妙に思えるのだが、実はこの選択には前例がある。ホイヤーはこの日付の配置をヴィンテージのダート12(Dato 12)、Ref.13ZNで採用しているのだ。

これはデザイン上の遊びというわけではなく、ほぼデザイン上の欠陥であると考えられているため、改めて取り入れること自体おかしなことなのだが、ここで再来している。強いて言うとすれば、見る角度によってはほぼノーデイトとして読めるという感じだろうか。それ以外は実はちょっと読むのが面倒だ。でも基本的にこのモデルに対する唯一の不満であり、それはとても小さい不満である。

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ、ブラックエディション
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフのケースサイド
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフの裏蓋
厚みから装着感に至るまで、ほとんどすべての面においてこの新しいカレラは機能的に完璧である。自動巻きCal.TH20-00のローターのデザインを変更することでムーブメントと時計全体に高級感を与えていて、しかも80万8500円(税込)と価格設定も大変魅力的だ。

結局自分は、最終的にブルー文字盤を選ぶかもしれないが、パティーナ風のレトロな雰囲気に引かれた多くのマニアがこの1本を手にするビジョンが見えてくる。タグ・ホイヤーが過去にオマージュを捧げたのは今回が初めてではないが、一般的には文字どおり再解釈程度にとどめている。ロンドンでのイベントに先駆けてブランドCEOのフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)氏と話をする機会があったのだが、彼はこれらのリリースについてとても興味深いことを語ってくれた。「私たちは(これらの時計が)ヴィンテージの復刻盤というポテンシャルに限界を感じていました」。続けて、「“どうやれば現代の時計に沿うように、モダナイズし続けられるだろう?”という思考になったのです」

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ、ブラックエディション
このモデルはまさにそれを表現しているのだ。文字盤でタグ・ホイヤーと名乗るさまはまるで誇らしげに見えてくる。そして過去に敬意を払いながらコレクションを再び盛り上げているようにも感じている。タキメータースケールが持つ優美な曲線が新鮮に感じられる一方、数字自体のプリントでオールドスクール的な古めかしさも存在している。これらはこの新しいコレクションが示すバランスの一例に過ぎない。

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ、ブラックエディション
同モデルはカレラシリーズ全体が今後成長するための新しいプラットフォームのファーストモデルである。そして個人的には、これは素晴らしいスタートを切ったと思うのだ。

関連商品:https://www.hicopy.jp/brand-copy-IP-26.html

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