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パテック フィリップ 年次カレンダー Ref.5396Gを実機レビュー

パテック フィリップは今年のWatches&Wondersで、既存のコレクションにグラデーションブルーの文字盤とダイヤモンドのバゲットインデックスを加えた、ホワイトゴールド製の年次カレンダー Ref.5396Gを発表した。

Ref.5396Gのホワイトゴールド製ケースはRef.5396同様に直径38.5mm×厚さ11.2mmで、防水性能は30m。サファイアクリスタルのケースバックから見えるパテックのCal.26‑330 S QA LU 24Hは、年次カレンダーにムーンフェイズ、センタースイープ秒針を備えている。曜日と月の表示は12時位置の下に並べて配置され、日付は6時位置のサブダイヤル部分に切り出されている。

パテック フィリップコピーサンバースト仕上げのブルー文字盤はグラデーションになっており、ミニッツトラックに向かってブラックに変化する。サンバースト仕上げとなめらかなグラデーションの組み合わせが絶妙なアクセントとなり、一般的なフラットな仕上げよりも文字盤の印象をより際立たせると同時に、シャープなドーフィン針とスイープ秒針がルックスを引き締めている。また、Ref.5396Gにはシャイニーブルーのアリゲーターストラップとデプロワイヤントクラスプが取り付けられている。

パテック 年次カレンダー Ref.5396Gの価格は1006万円(税込)で、参考までにカタログに残っている既存のRef.5396Rより94万円ほど高くなっている。

少しさかのぼって話をしてみよう。パテック フィリップ 年次カレンダー Ref.5396は、カラトラバスタイルのケースを採用した初の年次カレンダーモデルとして2006年に登場した。なお、パテック最初の年次カレンダー搭載モデルは、その10年前に発表されたばかりだった。ブランドが最後にRef.5396のラインナップを更新したのは、この複雑機構が誕生して20周年を迎えた2016年のことだ。そして今回、このコレクションはこれまででもっともドレスアップされたものとなった。

ブルーのグラデーションダイヤルとバゲットインデックスの組み合わせは、パテックではこれまでにも何度か採用されてきた。特に、パテック初の自社製キャリバーを搭載したクロノグラフ Ref.5170Pのものは素晴らしい。長きにわたり愛されてきた年次カレンダーにこのコンビネーションを使用したことは、Ref.5396への賛辞と呼ぶにふさわしい。プラチナ製であれば真に価値のあるモデルとなっただろうが、おそらくプラチナは、今年のRef.5236Pのようなより上位のモデルにこそ(主に)使用されるべきものだ。

Ref.5396にバゲット加工を施すだけの価値があっただろうか? 私には分からないが、このリファレンスのことを考えるたびに、ブラックダイアルにブレゲ数字をあしらったRef.5396Gのティファニー限定モデルについてジョン・メイヤー(John Mayer)が詩的に語っていたことを思い出す。その時計はこのモデルよりも数量が限られた特別なものだったが、このリファレンスがメイヤーとティファニーにとって十分に素晴らしいものであったなら、確かにバゲットを取り付ける価値があるだろう。

率直に言って、バゲットインデックスは、ダイヤルにダイヤモンドをセッティングするうえで私が好む手法のひとつだ。ダイヤモンドの集合なので地味に見えるということはないのだが、ほかの多くのダイヤモンドセッティングに比べると少々控えめな感じがする。しかし、レジェップ・レジェピのルビーやディアマントのような成功例もあり、このモデルでもうまくいくだろうと思っている。典型的とも言えるグラデーションブルーの文字盤と相まって、パテックの年次カレンダーのラインナップに魅力的な彩りを添えている。


基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: 年次カレンダー(Annual Calendar)
型番: 5396P

直径: 38.5mm
厚さ: 11.2mm
ケース素材: プラチナ
文字盤色: グラデーションブルー
インデックス: バゲットインデックス
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: フォールドオーバークラスプ付きアリゲーターレザーストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: パテック 26‑330 S QA LU 24H
機能: 年次カレンダー、ムーンフェイズ、スイープ秒針
直径: 33.3mm
厚さ: 5.8mm
パワーリザーブ: 最大45時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 45
価格 & 発売時期
価格: 1006万円(税込)

Ref.5396G 年次カレンダーについて、詳しくはパテック フィリップのWebサイトをご覧ください。

関連商品:https://www.jpan007.com/brands-category-b-23.html

ウニにインスパイアされたこれらの時計は、

ジェラルド・ジェンタからジェンティッシマ ウルサンが登場!

ジェラルド・ジェンタブランドは、ミシェル・ナバス(Michel Navas)氏とエンリコ・バルバシーニ(Enrico Barbasini)氏によって設立された高級ムーブメント製造会社、ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンのもと再始動した。スーパーコピー時計 代引き新しい指揮のもと作られた最初の時計は、Only Watch 2023のためのユニークピースであった。今日はGG(ジェラルド・ジェンタ)復活の第2弾である、ジェンティッシマ ウルサンを紹介する。
 ジェラルド・ジェンタは、家族旅行で訪れたコルシカ島をあとに、フランス語でウニを意味するウルサン(Oursin)を初めてスケッチした。その棘のある球状の外観は、ビーズで飾られた凸面の円形ケースとして、1994年に時計の形として表現・具現化された。


1994年のウルサンのガッシュ画。Image: Courtesy of Louis Vuitton. 
2024年の(ジェンティッシマ)ウルサンには、3つのバリエーションがある。いずれも凸面のチタンケースに、223個のビーズを放射状に広がるよう配置している。装飾ビーズ/スタッズは個別にネジ留めされ、ホワイトゴールド、ピンクゴールド&ダイヤモンド、またはイエローゴールドなど、下地のチタンとは対照的な素材で飾っている。まずはWGバージョンから。これはアンスラサイトグレーのギヨシェダイヤルを持ち、ポリッシュ仕上げのラウンドWGケースビーズをあしらっている。
 次にPGバージョンは、オパールセントピンクのマザー・オブ・パールギヨシェダイヤルとダイヤモンドで装飾され、その華やかさが一層際立っている。トリオの3本目は、マットブラックDLCコーティングされたチタンケースから、突き出すようなYGのスパイクビーズが装飾され、シンプルで滑らかなブラックダイヤルを特徴としつつも、アナーキーなデザインを生き生きと表現している。3本すべてダイヤル中央には、ファセットカットを施した風防が反射することで八角形が現れる。このデザインはヴィンテージジェンタのデザインでおなじみのクリスタルのような構造になっている。また採用されたバトン針も、ヴィンテージジェンタへのオマージュをほうふつとさせる。

ジェラルド・ジェンタ ジェンティッシマ ウルサンは、デザインのインスピレーションとして90年代を反映しており、さらにサイズも90年代風である。直径36.5mmで、時計サイズのなかでは小振りに位置する。ただしこれは汎用性と装着性を求めるなら理にかなっている。それにバランスの問題もある。時計ケースにダイヤモンドやスタッズが主な装飾として使われる場合、小振りなほうがエレガントな印象を与えるかもしれない。小さいスタッズが付いたモデルは、楽しくジュエリーのようなアクセサリーのオーラを放つ一方で、大きなスタッズが付いたモデルは、より派手で攻撃的な印象を与えるだろう。

新型ウルサンは、自動巻きのCal.GG-005を搭載する。これはル・ロックルの高級時計マニュファクチュールによる高性能ムーブメントである、ゼニス エリートをベースにしている。このエリートはウルサンのためにカスタマイズされたもので、ローターを八角形に再設計し、ローターの周辺部分にはレリーフビーズを彫刻した。ちなみにエリートは1994年の初代ウルサンとほぼ同時期に発表されている。

我々の考え
2011年に亡くなったジェンタは、自身がデザインしたロイヤル オークとノーチラスが巻き起こした狂騒を目の当たりにすることはなかった。彼は20世紀の最も重要なステンレススティール製スポーツウォッチデザインの発明者として高く評価されているが、ジェンタが時計製造に果たした功績は、これらSSの遺産だけにとどまらない。ジェンタブランドのグランドソヌリ、ミニッツリピーター、永久カレンダーは、クォーツ危機後の時計業界の軌跡において同じくらい貴重で、信じられないほど複雑な時計デザインなのだ。

90年代のジェンタは、少なくとも私のなかではポストモダンのデザイナーであった。ポストモダンというのは、彼が伝統的なスイスの時計製造を、異常に風変わりに、ときには派手で、多くを装飾的な外観に再構成していたという意味である。機能に従う形というモダニストの信条や、デザインにおける究極の“真実”を追求するという考えは消え去っていた。
ジェンタの芸術的な足跡は、彼のスポーツウォッチデザインほど世界的に認知されていないかもしれない。彼の芸術を商業的遺産から切り離すことは非常に重要であると、昨年話をした彼の妻イヴリン・ジェンタ(Evelyn Genta)氏は述べている。“彼は時計職人や時計製造者というよりも、まずアーティストでした”と彼女は語った。“ロイヤル オークやノーチラスだけで彼を覚えていてほしくない”。したがって、GGブランドの次の進化として、少し風変わりな一面を持つものを発表するのは当然なのだ。

率直に言って、新しいジェンティッシマ ウルサンのデザインを初めて見たときには少し驚いた。私のアクセサリーに対する強迫的な嗜好を、瞬時にピーター・ミュリエ(Peter Mulier)氏によるアライアと、いまやファッション業界で広く知られるラインストーンとスタッズが施されたバレエシューズへと駆り立てた。スタッズといえば、通常70年代と80年代のパンクシーンを体現したアナーコパンクや反抗的で(現実に)幻滅したイギリスの若者を連想させるが、今日ではスタッズはファッション最前線のシンボルとなっている。ロエベやケイトのようなファッションハウスも、スタッズを用いた服やアクセサリーのトレンドに乗っている。エルメスはメドールやコリエドシアンのアクセサリーで、常にスタッズに忠実であった。
 ピーター・ミュリエ氏と手を組みアライアブランドを変革したのは、まったくの偶然なのだろうか? それとも新たに復活したジェラルド・ジェンタブランドが、ファッションに隣接した何かを創り出すための意図的な動きなのだろうか? 確かにこれらの時計がインスピレーションを得た90年代のオリジナルデザインは、コルシカ島のウニに対する時計の賛辞だった。しかしいまは2024年であり、商業的な成功は厳しい現実である。

ジェンティッシマ ウルサンは間違いなく、ジェンタの奇妙で風変わりな時計デザインへの愛を体現している。そしてファッションとの類似が意図的かどうかに関わらず、そのタイミングは絶妙である。

基本情報
ブランド: ジェラルド・ジェンタ(Gérald Genta)
モデル名: ジェンティッシマ ウルサン(Gentissima Oursin)

直径: 36.5mm
厚さ: 9.6mm
ケース素材: グレード5チタンとホワイトゴールド、グレード5チタンとピンクゴールド&ダイヤモンド、DLCコーティングを施したグレード5チタンとイエローゴールド
文字盤: アンスラサイトグレー、ピンク、ブラック
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: アンスラサイトカーフスキン、ピンクカーフスキン、ブラックアリゲーター


ムーブメント情報
キャリバー: GG-005
機能: 時・分
直径: 25.6mm
厚さ: 3.65mm
パワーリザーブ: 約50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27

価格 & 発売時期
価格: グレーモデルは2万2000スイスフラン(日本円で約384万6000円)、ピンクモデルは3万2000スイスフラン(日本円で約559万5000円)、ブラックモデルは2万5000スイスフラン(日本円で約437万円)

 

 

時計×ネックレス×オーディオが織りなす新しいファッションの形。

時計とアクセサリーの融合は、単なる機能と美の組み合わせにとどまらない。それは時間を視覚的に捉える、新たな表現形態の誕生でもある。時計の持つ信頼性とジュエリーが持つ感性的な輝きが調和し、時を刻むジュエリーとしての価値が生まれるのだ。


今回、シャネル時計スーパーコピー 代引きのプルミエールが新たに出合ったのはネックレスとイヤホンだ。プルミエールの特徴である美しい八角形のケースはそのままに、レザーが編み込まれたゴールドチェーンを胸元にまで伸ばした。

プルミエール サウンドの時計部分と有線イヤホン。

さらにこのプルミエールは有線イヤホンも付属。このイヤホンは、音楽をクリアで豊かな音質で楽しめるだけでなく、通話やボリューム調整、再生や一時停止といった基本操作も簡単に行える機能を備えている。伝統的なウォッチメイキングにモダンなテクノロジーが融合したこのユニークな製品はまさに、芸術品であり、時間を計る道具であり、そしてオーディオ機能を提供するアクセサリーである。


まずは時計から説明しよう。パリのヴァンドーム広場と、香水“シャネル N°5”のボトルストッパーからインスピレーションを受けた象徴的なオクタゴン型ケースは、18Kイエローゴールドコーティングを施したステンレススティール製。ダイヤルはブラックラッカー仕上げで、リューズの先端にはオニキスカボションをセット。内部にはシンプルな2針のクォーツムーブメントが搭載され、防水性能は30mだ。

黒い編み込み部分の上が有線、下がレザーだ。よく見ると質感が違うのがわかるが、ひと目見ただけでは気づかない。


次にオーディオ機能について。特筆すべきは、この編み込みレザーの一部分が有線イヤホンのパーツでもある点だ。ネックレスデザインに巧みに組み込まれており、パッと見ただけでは有線が隠されていることに気づかないほど自然になじんでいる。これにより装飾品としてのエレガントさを損なうことなく、実用的なオーディオ機能も提供しているのだ。


付属のイヤホンとオーディオ端子。


ベースのオーディオ端子はイヤホンジャックで、付属アダプターによりLightning、USB-C端子に接続が可能であり、アダプターを付け替えることでiPhoneやAndroidといったさまざまなデバイスに対応する。さらにケーブルには音量調整、音楽の再生と一時停止、また通話操作が可能なリモコンも搭載。リモコン部分にはマイクも内蔵されているので、イヤホンをつけたまま電話にも応答できる。

ⒸCHANEL
ケーブルとネックレスをつなぐ2カ所の留め具はワンタッチで着脱でき、そのケーブルを取り外せばシンプルなネックレスウォッチとしても活躍する。音楽を楽しむひとときや、特別な場面でのスタイルアップにも、このネックレスウォッチがさりげなくその存在感を発揮してくれる。
 シャネルのプルミエール サウンドは、見た目の美しさとオーディオが見事に融合したユニークな製品だ。だがその華やかな外観だけでなく、実際に使用してみると、いくつかの特徴が目立った。まず手に取った瞬間に感じるのは、その重量感だ。ロングネックレスなだけあって、ずっしりとした感触があり高級感を醸し出しているが、長時間首から下げているとやや疲れを感じるかもしれない。

プルミエール サウンドは、時刻を知るツールというよりもファッションアイテムとしての価値が高く、そこに時刻の確認や音楽を楽しむ機能が付加されているので、実際に時計を読む際には少々難があるかもしれない。時計を首から下げた状態で読むと、文字盤を真上から覗き込む形になるため正位置で見ることができない。このため時刻を確認する際には、時計を持ち上げるか針を180°回転して読み解く必要があるがそこはご愛嬌である。


オーディオデバイスとしての観点から見ると、クリアで深みのあるその音質は非常に優れたものだった。どうやらこの機器はアメリカ発のプレミアムオーディオブランドが製作しているようだ。もちろん、私は音楽デバイスの専門家ではないので、技術的な細部に関してははっきりと伝えられないが、私自身が音楽を楽しむ上で、この製品が提供する音質は確実に満足のいくものであると感じた。
 また外部の音をしっかりと遮断するパッシブノイズキャンセリング機能もすばらしく、騒がしい場所でも没入感のある音楽体験を楽しむことができた。

遠目からは一般的なロングネックレスにしか見えず、時計が付いているようには見えないデザインだ。
シャネルのプルミエール サウンドは、先進的なアイデアが見事に融合したアイテムであり、そのユニークさはほかに類を見ない。使用されているチェーンは、シャネルのアイコニックなバッグでおなじみの、ゴールドとレザーが交互に編み込まれたデザインである。このチェーンは1987年に初めて発表されたプルミエールウォッチから続くものであり、その伝統を受け継ぎながらも、時計とオーディオ機能を組み合わせた特別なアイテムとなっている。そしてこれは、あくまでこのチェーンネックレスがデザインの主役であり、そこに時計やオーディオ機能が付加されたものである。


これはシャネルならではの大胆な発想と、ファッションとテクノロジーの融合によって生み出されたアクセサリーだ。もし予算が許すなら、私もぜひ手に入れたい。音質がいいため音楽を聴く時間がより豊かになるだろうし、特別な日のおしゃれにはもちろん、何気ない日常にも華やかさと快適さをプラスしてくれるだろう。
シャネル プルミエール サウンド。18KYGコーティング(0.1 ミクロン)のSSケース、26.1mm(縦)×20mm(横)×7.65 mm(厚)。30m防水。高精度クォーツムーブメント、時・分表示。取り外し可能なYGカラーコーティングを施したSS製イヤホン、シリコン製イヤーピース。マットブラックケーブルにブラックコーティングを施したSS製マイク、コネクター、リモコン。ブラックとYGカラーコーティングを施したSS製オーディオジャック(3.5mm)。マットブラックケーブル&ブラックとYGカラーコーティングを施したSS製イヤホンジャックアダプター付属。シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木をはじめとした全国のシャネル ファイン ジュエリー ブティック(一部店舗を除く)にて、2024年9月2日に発売。価格は253万円(税込)

モーザーが若手イギリスブランドと手を組み、フルーティーな限定モデルを発表した。

H.モーザーは、イギリスの若手ブランドであるスタジオ・アンダードッグとの限定コラボレーションモデル、“パッションフルーツ”ウォッチのペアをリリースした。エンデバー・パーペチュアルカレンダー パッションフルーツは、ブランドのよく知られたプラットフォームをベースにしており、スタジオ・アンダードッグの03シリーズ パッションフルーツは、モノプッシャークロノグラフ機能を備えたモデルである。このパッションフルーツペアはセットでのみ販売され、限定100本となる。

このパッションフルーツのペアは、トロピカルフルーツであるパッションフルーツの深い紫色と鮮やかな黄色を取り入れている。エンデバー・パーペチュアルは、モーザーのよく知られたミニマルなパーペチュアルカレンダーフォーマットを採用している一方で、03シリーズ クロノグラフはスタジオ・アンダードッグとその創業者リチャード・ベンク(Richard Benc)氏との意外なコラボレーションである。

昨年の02シリーズ フィールドウォッチに続く03シリーズでは、約63時間のパワーリザーブを持つ手巻きキャリバー、スーパーコピー Nランク代金引換専門店、セリタ製SW510 Mを搭載したモノプッシャークロノグラフを採用したことで、ブランドが再び進化を遂げた。コラボレーターたちはこの多層ダイヤルを“粗いグラデーションのアンバーとロイヤルパープル”と呼んでいる。リューズの上、2時位置にプッシャーがあり、9時位置にはスモールセコンド、3時位置にはパープルカラーの30分積算計を配置。なおセリタ製ムーブメントはサファイアシースルーバックをとおして見ることができる。このデザインはスタジオ・アンダードッグの最初のクロノグラフシリーズに似ているものの、H.モーザーらしいシンプルさが取り入れられており、ロゴが省かれている。各ブランドによれば、パッションフルーツの種を表現するためにそれぞれのパッションフルーツにはグリーンのタッチを施しているという。03シリーズではクロノグラフ秒針の先端にその緑があしらわれている。

スタジオ・アンダードッグとのコラボに加え、H.モーザーはエンデバー・パーペチュアルカレンダーの新たなバージョンも発表した。新作のダイヤルには、エンデバー・パーペチュアルの過去のバージョンでおなじみであったパープルラッカーとグラン・フー エナメルを採用。ムーブメントにはモーザーの自社製Cal.HMC 800が搭載されている。私たちは2015年にこの革新的なパーペチュアルカレンダーを1週間着用してレビューを行い、昨年はタンタル素材を用いたモデルも紹介したばかりのため、その仕組みをここで詳しく説明することは避けるが(スペック欄に概要を記載している)、これはパーペチュアルカレンダーを楽しくミニマルに、そしてデザイン重視で解釈したものなのだ。
 新しいパッションフルーツエディションは世界限定100本。ペアのみの販売となり、価格は1056万円(税込予価)である。

我々の考え


これは見た瞬間気に入った。特にスタジオ・アンダードッグのクロノグラフにひと目惚れした。ただ最後の部分を読んでがっかりした。ペア販売のみだって? そんな! 楽しくて、モーザーのなかで最も手が届きやすい時計になるはずだったのに、結局はモーザーのパーペチュアルカレンダーを買えるような限られた人だけの特別なセットになってしまったのだ。

それでも、このコラボには依然としてワクワクしている。今回で3度目のリリースとなるスタジオ・アンダードッグは、さらに高級市場へと進化し、単なる1度や2度の成功ではないことを証明した。昨年のフィールドウォッチも楽しめたし、今回のモーザーとのコラボレーションもどんな仕上がりになったのか、とても楽しみにしている。


一方で、モーザーはスイス時計業界に新風を吹き込み続けている。H.モーザーとスタジオ・アンダードッグは、まさにデザインの相性が抜群な組み合わせだ。スタジオ・アンダードッグは若くて楽しく、手ごろな価格で、モーザーのユーモアたっぷりのミニマリズムと完璧に調和している。かつてH.モーザーの独特のスタイルは、スイスの本格的な時計製造技術に支えられ、時計業界で最も新鮮な存在のひとつだった。今ではスタジオ・アンダードッグがそのバトンを受け取り、新進気鋭のブランドのひとつとなっているようだ。
 この100本のクロノグラフはすでに(あるいはほとんどが)顧客の手に渡っていると思うが、これが両ブランドの最後のコラボにならないことを願っている。

基本情報
ブランド: H.モーザー×スタジオ・アンダードッグ(H. Moser and Studio Underd0g)
モデル名: エンデバー・パーペチュアルカレンダー パッションフルーツ(Endeavour Perpetual Calendar "Passion Fruit")
型番: 1800-1200

直径: 42mm
厚さ: 12.8mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: サンバーストパターンが施されたパープルラッカーダイヤル、槌目仕上げのマラクージャ フュメ グラン・フー エナメル、18Kイエローゴールドのベースダイヤル
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブラックのアリゲーターレザーストラップ、SS製フォールディングクラスプ
モデル名: 03シリーズ パッションフルーツ(03Series Passi0n Fruit)
型番: 03PFB

直径: 38.5mm
厚さ: 12.6mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: 上部はグラデーションアンバー、下部は放射状のサテン仕上げが施されたロイヤルパープル
ストラップ/ブレスレット: ストラップテーラーによる手縫いのブラックエプソンカーフレザーストラップ

ムーブメント情報

ムーブメント側。クロノグラフ(左)とパーペチュアルカレンダー(右)。
エンデバー・パーペチュアルカレンダー パッションフルーツ
キャリバー: HMC 800
機能: 時・分・スモールセコンド、パーペチュアルカレンダー(日付・月・うるう年表示)、パワーリザーブインジケーター
直径: 34mm
厚さ: 6.3mm
パワーリザーブ: 約7日間(ツインバレル)
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 1万8000振動/時
石数: 32
03シリーズ パッションフルーツ
キャリバー: セリタ製SW510 M
機能: 時・分・スモールセコンド、モノプッシャークロノグラフ(30分積算計)
直径: 30mm
厚さ: 7mm
パワーリザーブ: 約63時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 23
追加情報: サイン入りのロジウムメッキブリッジ

価格 & 発売時期
価格: 1056万円(税込予価)
発売時期: 2024年10月日本入荷予定
限定: あり、世界限定100本(ペアでの販売のみ)

ロレックスは、探検に同行し、危険な目に遭う可能性のある時計を3モデル提供した。

マンハッタンのアッパーイーストサイドにあるエクスプローラーズクラブの本部を訪れる機会があり、巨大なホッキョクグマの剥製と1909年の北極探検で使われたソリをとおり過ぎたら、奥にある旗にぜひ注目して欲しい。ときにはほころびた、色鮮やかな布切れの数々には、驚くべき物語が隠されている。エベレスト頂上や海底、さらにはアポロの全ミッションで月面に降り立ったメンバー(アポロ11号には小型の旗が携行された)にも同行してきた旗が、ガラスの後ろに額装されている。ロレックススーパーコピー代引き 口コミ第1位エクスプローラーズクラブには、シルヴィア・アール博士(Dr. Sylvia Earle)、ジェームズ・ラヴェル(James Lovell)船長、ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督など、誰もが知っている有名人が会員として名を連ねている。クラブの図書館には、セオドア・ルーズベルト大統領の入会申込書の原本も所蔵されている(もちろん彼は入会を許可された)。


エクスプローラーズクラブの長年の会員であるシルヴィア・アール博士が着用する信頼のデイトジャスト。 いわゆる“フラッグ探検”は、エクスプローラーズクラブの長年の伝統である。重要な科学的または探検遠征に参加する会員は、クラブの旗の携行を申請でき、その見返りとして、探検の成果と発見に関する詳細な報告書を提出し、現地で旗の写真を1、2枚撮影することを約束する。現地に送られる旗は通常持ち回りで、例えば、エベレストの頂上を目指した旗と太平洋のマリアナ海溝の底を目指した旗は同じである。特に重要な遠征のあとや、再利用できないほどぼろぼろになった旗だけが引退し、東70番街のクラブ本部にあるガラスの奥で壁に飾られて余生を過ごす。クラブとロレックスの長年のパートナーシップの一環として考案された新しいプログラムによって、フィールドで、そしてエクスプローラーズクラブで展示されるこれらの旗にロレックスの腕時計が加わることになった。

ロレックスの不朽の名作がエクスプローラーと呼ばれるのにはワケがある。
ロレックスは何十年にもわたり、エクスプローラーズクラブのサポートパートナーを務め、イベントの開催や助成金による財政的支援に加え、エクスプローラー(当たり前だ!)、エクスプローラーII、サブマリーナーの3モデルを遠征で着用するために提供してきた。これらの時計は“ロレックス エクスペディション ウォッチプログラム”の趣旨に沿って、現在のフラッグ探検を同行する。これらの時計は、宇宙を歩いた最初のアメリカ人女性や深海に到達した最初の男性を含む選考委員会に提出された詳細な申請に基づき、価値ある探検隊に授与される(実は私はエクスプローラーズクラブのメンバーであり、この選考委員会のメンバーを兼任している)。

クラブの宴会場には25万年前のマンモスの牙が飾られている。Photo: Harrison Jacobs/Business Insider

ノルウェーの探検家トール・ヘイエルダール(Thor Heyerdahl)が、ペルーからポリネシアへのいかだ探検“コンティキ”計画に使った地球儀。Photo: Harrison Jacobs/Business Insider

最初の月面着陸の際に月へ運ばれたエクスプローラーズクラブの旗のミニチュア。


選考委員会の委員長は、長年エクスプローラーズクラブのメンバーとして活躍し、アポロ11号の月面ミッションの動力源となったF-1ロケットエンジンを発見・回収した探検隊の主催者でもあるデビッド・コンキャノン(David Concannon)氏。コンキャノン氏自身も時計愛好家のひとりである。アポロのF-1回収探検ではムーンウォッチと呼ばれる前のスピーディを、タイタニック号の潜水調査ではさまざまなロレックスの腕時計を身につけていた。彼は、ロレックスのプログラムはエクスプローラーズクラブにぴったりだと考えている。
 「タイタニックの発見から、音速の壁の突破、世界の海で最も深い地点への到達に至るまで、探検における偉大な勝利の多くはロレックスの腕時計をつけたエクスプローラーズクラブのメンバーによって成し遂げられました」とコンキャノン氏は言う。「エクスプローラーズクラブはロレックスとパートナーシップを結び、これらの偉業を今後さらに達成していくことに胸を躍らせています」

エクスプローラーII、エクスプローラー、サブマリーナーはエクスペディション ウォッチプログラムの一部である。


エクスペディション ウォッチプログラムの一環として選ばれた探検リーダーは、ミッションのあいだ、後世に残すべく指定のロレックスを着用してその証拠を写真に収め、クラブに時計を返却する。ロレックスは各遠征を記念して時計の裏蓋にエングレービングを施すことで、銘板に各時計の使用履歴が記録される。旗と同様、各時計も何度かの遠征を経て、最終的にはエクスプローラーズクラブに永久展示されることになる。

山岳ではエドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary)、ラインホルト・メスナー(Reinhold Messner)、エド・ヴィエスターズ(Ed Viesturs)、極地ではウィル・ステガー(Will Steger)、ウォーリー・ハーバート(Wally Herbert)、ラヌルフ・ファインズ(Ranulph Fiennes)、海洋ではキャメロン、アール博士からジャック・クストー(Jacques Cousteau)まで、数え切れない探検家たちの手首を飾ってきた。洞窟や極地の氷上、あるいは火山のクレーターにいる冒険家たちを描いたロレックスの全面広告に見覚えのない人はいないだろう。前述のヒラリー、ヴィエスタース、ステガー、ハーバート、キャメロン、アール博士など、これらの広告に登場する探検家の多くは、エクスプローラーズクラブの会員であったか、現在も会員である。
 広告とはいえ、そのイメージには、最近我々が目にするものよりも、もっと本格的な真に迫ったものがあった。ロレックスはその当時の雰囲気を取り戻そうとしており、危険にさらされる者たちの相棒というブランドの歴史に焦点を当てたマーケティングの一面に再び向き合おうとしている。エクスプローラーズクラブとのパートナーシップはそうした姿勢の一環であり、その選択は納得できるものだ。自然保護パートナーシップやジャケットのワッペンに資金を提供することも重要だが、最も挑戦的で野心的で困難な試みのために実際に手首につける時計を提供することは、真のコミットメントと自信を示すものなのである。

関連商品:https://www.yokowatch.com/Rolex-Watch.html

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