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2019年02月27日の記事は以下のとおりです。

A.ランゲ&ゾーネスーパーコピー 2019年度 ディスコン・モデル情報

20190227095726.jpg

A.ランゲ&ゾーネが、2019年のディスコンティニュー・モデル情報を発表した。

A.ランゲ&ゾーネは会計年度が4月~翌年3月となっているので、これは4月1日からの対象となる。とはいえ、律義に3月末までディスコン・モデルを生産しているとは思えないので、まず市中在庫限りという認識でよいと思う。


※リファレンス番号をクリックするとオフィシャル・サイトにリンクします。


LANGE1


●191.025
PTケース・SIHH2015発表

●191.028
WGケース・2017.9月発表

LANGE1 からは、なんとPTモデルがなくなる。評判の良かったブルーダイヤルも期間限定ぽかったので整理の対象となった。


GRAND LANGE 1 MOON PHASE

●139.025
PTケース・SIHH2014発表

ここもプラチナがディスコン。残るはRGの一型となってしまった。


LANGE1 TIME ZONE


●116.025
PTケース・SIHH2005発表

●116.032
RGケース・SIHH2005発表

●116.039
WGケース・SIHH2012発表

ちょっと衝撃的だったが、タイムゾーンの現行の3モデルがすべてディスコンとなった!

 

LANGE1 DAYMATIC


●320.028
WGケース・2017.9月発表

コチラも青文字盤がディスコンとなり、カタログからデイマティックそのものが消えることになった。

ただ、他ブランドにはあまり見られないA.ランゲ&ゾーネの特殊性として、モデル全体がディスコンとなったとしても、今年のランゲマティック・パーペチュアルのように、ケースやダイヤル色を変えて、数年後にひょっこり作られることがあるので、これについて論評はできない。


LANGE1 TOURBILLON PERPETUAL CALENDAR

●720.032
RGケース・SIHH2014発表

 

SAXONIA

●216.027
WGケース・Watches&Wonders 2015発表


●216.033
RGケース・Watches&Wonders 2015発表

●219.028
WGケース・2017.9月発表

先の流れからブルーダイヤルは仕方がないとしても、グレーダイヤルもディスコンとなり、結果、サクソニアからカラー文字盤がなくなることになった。


SAXONIA AUTOMATIC

●380.028
WGケース・2017.9月発表

●380.042
RGケース・2016.6月発表

●380.044
WGケース・2016.6月発表

こちらもブルーはじめ、ブラウンの2モデルと、カラー文字盤が整理の対象となったようだ。

 

SAXONIA DUAL TIME


●386.026
WGケース・SIHH2015発表

●386.032
RGケース・SIHH2015発表

最後のまとめで書くが、タイムゾーンとデュアルタイムがカタログから完全に消えるということは、新たなGMTモデルの準備があるのでは・・・・。

 

SAXONIA ANNUAL CALENDAR

●330.025
PTケース・SIHH2013発表


●330.026
WGケース・SIHH2010発表

クリアな視認性を誇るこのモデルも、発表からすでに9年も経ったのね。残ったのはRGケースのみとなった。

 

RICHARD LANGE TOURBILLON "Pour le Merite"

●760.032
RGケース・SIHH2011発表

 

RICHARD LANGE PERPETUAL CALENDAR "Terraluna"


●180.032
RGケース・SIHH2014発表

上記リヒャルト・ランゲ・ランゲの2モデルに関しては、まだWGケースが残っているから、これはまぁ良しとしよう(笑)。


【まとめ】
先日、パテック フィリップの2019年度の生産中止予定モデルを紹介したところ、とても反響があったが、A.ランゲ&ゾーネもパテック フィリップ同様に例年以上にディスコン・アイテムの数が多い。

これは想像だが、今年度に多くのディスコンモデルが発表された理由には、10月に発表されるという新ラインの製造工程を確保するための措置ということがあるのではないかと思える。

この想像が当たっていると仮定して、ディスコン・リストをよく見直すと、この中にはダトグラフ、ツァイトヴェルクといったハイ・コンプリ系が含まれていないことに気づく。ということは、10月発表の新ライン1年目の作品群は、ハイ・コンプリ系のアセンブリー・ラインに影響しない、3針やデイトやムーン、それにタイム・ゾーンやサクソニア・デュアルタイムが全機種消えたことから、GMTのモデルなどがメインとなるのではないだろうか。

ローマン・ゴティエスーパーコピー初のステンレススティール・モデル

20190227095546.jpg

「バレンタインデイに発表したいので、それまで公表は待って」という条件で、SIHH会場でこっそり見せてもらってはいたのシークレット・モデルがついにそのベールを脱いだ。


その名も、「プレスティージHMSステンレススチール」!!

 

大きな特徴は2つ。
文字盤に美しく希少性の高いヘンブリー隕石(メテオライト)が採用されていること、そして、ローマン・ゴティエ初のステンレススチールケースのモデルであること。(当サイト熱心な読者であれば、SSケースに関しては特別な例外があることをご存知だと思う、興味のあるかたは過去記事を探してください!)


まず、鉄とニッケルの合金が織りなす帯状の模様が美しいヘブンリー隕石文字盤について、プレスリリースから引用する。

 

“隕石(メテオライト)の中でも、希少なヘンブリー隕石の文字盤

文字盤に使われている隕石(メテオライト)は八面体をしています。鉄隕石の一つであるオクタヘドライトと呼ばれるこの隕石は、1931年にオーストラリア北部のノーザンテリトリーにあるヘンブリー・クレーターにて発見されたものです。この地は多くのクレーターが存在するオーストラリア有数の地として知られています。

隕石は硝酸につけるまでは、灰色の無機質の塊にしか見えません。硝酸につけることにより、鉄とニッケルの合金から成る帯状の模様(「ウィドマンシュテッテン構造」や「トムソン構造」と呼ばれる)が浮き上がります。この模様は、(この隕石が存在していた)元の小惑星において長い時間をかけて形成されたものです。


●隕石(メテオライト)を硝酸につける前と後

文字盤の作成は、三軸CNCマシンと放電加工機を組み合わせることで、隕石(メテオライト)を直径33㎜、厚さ0.8㎜に仕上げます。そして耐食処理を施すことで文字盤の劣化を防ぎます。

●隕石の(メテオライト)のどの部分を使うか選定している様子

 

●3軸CNCマシンによる切削

 


●文字盤に使われる隕石(メテオライト)


ヘンブリー隕石は大変希少性が高く、この時計に使用したもの以外のサンプルは、オーストラリアのアデレードにあるサウス・オーストラリアン鉱物博物館にて管理されているもののみです。

ローマン・ゴティエ本人がこの隕石に魅了されたのは彼の生い立ちに理由があります。彼の家の周りは岩に囲まれていて、父親が石や鉱物を収集していたのです。

ローマン・ゴティエは以下のように述べています。
「私の父は鉱物や宝石の展示会によく連れて行ってくれました。父は、瑪瑙(めのう)、ラブラドライト、水晶、デザートローズを好んで買っていました。幼い時にそうした石や鉱物に魅了されることや、自然により形成された美しい色や形に思いを馳せることはよくあると思うのです。」
そして続けます。


「このヘンブリー隕石を初めて見た時、帯状の模様の帯の幅や、光の反射の仕方から、この隕石は特別なものであるとわかりました。私達がこれまで見てきた他の鉄隕石と比較できないほど、素晴らしいものでした。そしてすぐに、この隕石を使った特別な時計を作ることを考えはじめたのです。」 ”

 

以下は、SIHH会場で撮影した実機画像。

 20190227095552.jpg


角度や光の当たり方によって、様々な美しい表情を見せる、かつてないメテオライト・ダイヤルという印象だった。

次の特徴はステンレススティール・ケースだ。
これまでほぼ貴金属ケースを採用してきたローマン・ゴティエだが、文字盤の隕石(メテオライト)が、鉄隕石由来であることを考えた時、ケースもまた「鉄」であることが自然と考え、ステンレススチールを採用したという。
なるほど、筋がとおっている(笑)。

見てわかるように、 プレスティージHMSには、リューズがない。
プレスティージHMSのリューズはケース裏側にある。しかもケースバックに対して段差がない。この利点はいくつもある。たとえば、既存のリューズでは巻き上げの力を巻き芯によって90°で伝達しなければならないが、リューズが裏にあれば同じ方向の輪列上に置けるため、とても効率の高い巻き上げが実践できる。

 


また、裏に置くことでリューズの直径が大きくできるうえ、さらに外周に波状の加工を施すことで、腕に時計をつけながらでも簡単に巻き上げを行うことが可能だ。

 

そして、裏リューズの最大の利点は、リューズという突起物が無いぶん、完全なラウンドを基調としたデザイン的な美が追求できることだ。プレスティージHMSの43mm径のエレガントなケースは全てに干渉されない完全な曲線ラインが実に美しくムーブメントを包み込んでいる。

ムーブメントは自社製ムーブメントCal.2206HMSを採用。
シースルーバックからはCal.2206HMSのイノベーティブな設計や、手作業による最上級の仕上げを眺めることができる。
数少ない問題点のひとつは、希少な文字盤だけあって、それほど多くは製造できないことだろうか。「プレスティージHMSステンレススチール」は世界限定10本のモデルとなっている。


プレスティージHMSの「H.」、「M.」、「S」は、Hours(時間)、Minutes(分)、Seconds(秒)の頭文字から取られている。
つまり確実な視認性により時刻確認を最重視したモデルなのだ。以下は、再びプレスリリースから、ローマン・ゴティエが「プレスティージHMS」に込めた、その特性を引用しておく。

 

“ ◆時刻表示
時分は12時位置の大きなサブダイヤルにより表示され、秒は5時位置のサブダイヤルで表示されます。この時計の持ち主が、時分を確認し、そのまま5時位置の秒針のサブダイヤルへ視線が移るように設計されています。

視認性の高さはこれだけにとどまりません。黒色表面処理の施されたスチールの時分針、そしてホワイトゴールド製のインデックスにはスーパールミノバが塗布され、夜間でも時刻の確認が容易です。

◆段差なくフラットで、直径の大きな裏リューズ

裏リューズの構造上の特徴は、セラミック製の小さなボールとラバー製のバネです。この構造により、巻き上げや時刻設定の際に、既存のリューズ内のバネよりも効率的に力を伝えることができます。同時に、ボールに使われているセラミックは耐久性が高く、摩擦を減らします。二つのOリングのパッキン(一つは大きめに作られています。)は防水性、防塵性を有し、リューズを引き出した時も安全です。
仕上げのコントラストは、ステンレススチール製ケースを引き立てます。ベゼルとケースサイドはきらびやかな鏡面仕上げ、リューズ、ラグは控えめな輝きを放つサテン仕上げとなっています。

 

◆自社製ムーブメントの最高級の眺め

時計を裏返した時に見えるのは、裏リューズだけではありません。シースルーバックからはCal.2206HMSをご覧いただけます。このムーブメントは60時間のパワーリザーブを有します。アイデアの着想から、発展、設計、組立、調整にいたるまで全てジュウ渓谷のローマン・ゴティエの工房にて行われています。ほとんど全てのパーツに、ローマン・ゴティエの美しい仕上げが施されています。

 


◆ジュウ渓谷の伝統を継承。「フィンガーブリッジ」と「手作業の仕上げ」

ムーブメントはローマン・ゴティエの生まれ育ったジュウ渓谷の時計作りの伝統に忠実です。フィンガーブリッジとは、歯車、ピニオン、シャフトなどの部品一つ一つにそれぞれ作られたブリッジ(受け)です。使用されているフィンガーブリッジの特徴は、手作業による鏡面仕上げ(ポリッシュ)と丸みを帯びた断面です。パーツの角を落とす工程や、穴石用の穴のポリッシュに至るまで手作業で行われます。

ブリッジ(受け)や地板はブラックNAC処理がなされています。しかし、同じブラックNAC処理でありながら、ヘアライン仕上げの受けと、ハンドフロスティングが施された地板は、美しいコントラストをなしています。そして、ロジウムメッキが施され、同心円状のヘアライン仕上げの歯車とも、ブラックNAC処理はコントラストをなしています。香箱の両側はらせん状のヘアライン仕上げが施され、歯車の間や、受けの裏側に見られる部分からはペルラージュ仕上げが顔をのぞかせます。ムーブメントの見えない部品にまで仕上げはおよび、ムーブメントには60時間あまりの手作業による仕上げが施されます。


◆独自設計のテンワ、三角形のアンクル

脱進機の特徴はローマン・ゴティエを象徴するカーブしたアームを持つテンワと補正ネジです。耐久性を重視した形状の三角形のアンクルは、職人の手により組み立てられます。


◆歯車の特徴は円の重なったスポークと、高い効率性を誇る歯

歯車の円の重なったスポークは、エレガンスと高い耐久性を有します。特許を取得した歯は理想的な効率を実現しました。


◆S字状の溝を持つネジ頭

ネジ頭のS字状の溝は美しいだけでなく、ムーブメントの組み立て時に、より強いトルクをもたらします。

 

【プレスティージHMS技術仕様】

 

特徴と外観

時分針表示
希少性の高いヘンブリー隕石を全面に用いた文字盤
ステンレススチール製ケース
人間工学に基づく巻き上げを実現し、段差のないフラットな裏リューズ
シースルーバックより見られる最高級の手仕上げ、および自社製ムーブメント

文字盤と針

オフセンターに配置された時・分のサブダイヤル(12時位置)
スモールセコンド(5時位置)
黒色表面処理の上にスーパールミノバの塗布された時分針
黒色表面処理を施された秒針
スーパールミノバの塗布されたホワイトゴールド製インデックス

隕石(メテオライト)詳細

発見場所:オーストラリア北部、ノーザンテリトリーにあるヘンブリーメテオライト保護区
発見年:1931年
分類:オクタヘドライト


ムーブメントと仕上げ

自社製ムーブメント Cal.HMS 2206 (手巻き)
サイズ:34mm × 5.5mm
パワーリザーブ: 60時間
石数: 22石
部品数: 128個
振動数: 毎時28,800回 / 4Hz
仕上げ:オートオルロジュリ(高級時計)における最高級の手作業の仕上げ
その他:受けのブラックNAC処理、歯車のロジウムメッキ

ケース

素材:ステンレススチール製
サイズ:43mm x 12.1mm
防水性:10m /1気圧
リューズ:裏リューズ
風防:サファイアガラス(無反射コーティング)

ストラップとバックル

ブラックアリゲーターストラップとステンレススチール製ピンバックル

世界限定10本
本体価格:10,000,000円

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