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アメリカ発祥の老舗時計ブランド”HAMILTON(ハミルトン)”から、新作“ベンチュラ エッジ スケルトン”が登場した。

本作は、1957年の初代モデル誕生以来、革新的なデザインで知られるシリーズ。そのモデルに新に未来的な造形を備えた最新モデルだ。

ステップケースを特徴とする従来のフォルムから大きく進化し、建築的な角度を持つアングルフォルムを採用。ケースにはブラックPVD加工を施したステンレススチールを使用し、サイズは51×47mm、厚さ13.8mmである。

同コレクションの象徴ともいうべきアシンメトリーの文字盤は2層構造になっており、上層にスケルトン加工を施した真鍮プレートを、下層にはステイン仕上げのミネラルクリスタルを組み合わせた。

さらに、グラデーションをかけたミネラルガラスのプレートが、内部のメカニズムを段階的に見せてくれる。文字盤下部には打ち出し加工によるメタルフレームをあしらうことで、メタル特有の質感もプラスした。

 

ムーヴメントはETA社製の自動巻きキャリバー“H-10-S”を搭載。約80時間のパワーリザーブや5気圧防水性能を備える。このほか、ニヴァクロン製ヒゲゼンマイを採用することで、耐磁性や耐温度変化、耐衝撃性を高めている。針にはスーパールミノバX1グレードをインレイ加工し、暗い場所でも使い勝手が良い。

カラーは、ブラックとシルバーの全2色展開。

なお、販売価格はブラックケースモデルが30万6900円、シルバーケースモデルが28万9300円となる。

カーボンファイバーケースを使用した2本の新しいブルガリ オクト フィニッシモ

ブルガリはオクト フィニッシモのコレクションを拡充し続けており、この度、新しい“カーボンゴールド”製オートマティックとパーペチュアルカレンダー(QP)のふたつを発表した。この2本の新作は、オクト フィニッシモとしては初の試みとなるカーボン(ファイバー)ケースを使用し、リューズにはローズゴールドを採用。それに合わせて、ゴールドアクセントがよく映えるカーボン製ダイヤルを組み合わせている。これはブルガリがオクト フィニッシモのラインナップで、新素材を積極的に実験していることを示す最新の例と言える。
ブルガリは1993年に初めてカーボンゴールドウォッチを発表したが、今度はそのカーボンケースをオートマティックとパーペチュアルカレンダーのオクト フィニッシモに持ち込んだようだ。どちらのモデルもアンスラサイトカラーのカーボンケースとつや消し仕上げのマットブレスレットが特徴。この“ゴールド”はRG製リューズから来ており、トップにはブラックセラミック製インサートを採用。これはカーボンダイヤルに配された、RGの針とインデックスに合わせることで補完している。どちらのケースも直径40mmで、フィニッシモの名前にふさわしく超薄型だ。
パーペチュアルカレンダーのほうには、ブルガリの自社製Cal.BVL305を採用。これは2021年に発売されて以来、世界で最も薄いパーペチュアルカレンダーとして君臨し、厚さ(または薄さ)はわずか2.75mmしかない。文字盤上部にレトログラード式の日付表示、下部(6時位置)にはこちらもレトログラード式のうるう年という、おなじみのディスプレイを同キャリバーが動かしている。一方カーボンゴールド オートマティックは、マイクロローターのCal.BVL138を動力源としており、特徴的なオフセットセコンドを7時位置に備える。
 ポリッシュ仕上げされたRG製リューズは、これらの新しいオクト フィニッシモ カーボンゴールド ウォッチで唯一となるソリッドゴールド製であり、インデックス・針はすべてゴールドカラーで統一。オクト フィニッシモ カーボンゴールド オートマティックのメーカー希望小売価格は367万4000円(税込)、カーボンゴールド パーペチュアルカレンダーは1327万7000円(税込予価)で提供される。
ブルガリ アルミニウムや新しいカーボンゴールド オクト フィニッシモ、そしてそれよりずっと前から、ブルガリは常にいろんな素材を使って実験的な試みをしてきた。オクト フィニッシモは現代のスポーツウォッチとしての競合製品とも一線を画しているといえる。スティール、チタン、セラミック、ゴールド(特にイエローゴールド)、そして今ではカーボンで手に入れることができるのだ。
なかでもカーボンはオクト フィニッシモによくなじんでいるようだ。ファブリツィオ・ボナマッサ(Fabrizio Buonamassa)氏がかつて説明していたように、薄さの追求はそれ自体が目的ではない。“ダイナミックな緊張感を高めることが目的である。つまり正面から見たときは強靭で力強く、アグレッシブさもありながら、横にするとその薄さに驚かされるというユニークな提案をすること”だったのだ。丈夫で耐久性がありながら軽量なカーボンも、同じような特性を持っている。遠くから見るとカーボンケースはモダンかつ挑戦的で、ブルータリズム(粗野的)にさえ見える。しかしそれを手に取ると、その軽さに驚かされる。
 さらにアンスラサイトのカーボンは、新しいカーボンゴールドモデルのRGのアクセントによって見事に引き立てられている。この価格面について、例えばチタンでできた同じモデル(チタンのオートマティックは税込で215万6000円、チタンのQPは税込で1013万1000円)よりも高いプレミアム価格ではあるが、ただほかのカーボンケースの時計に見られるプレミアム価格とは遜色ない。

基本情報
ブランド: ブルガリ(Bulgari)
モデル名: オクト フィニッシモ(Octo Finissimo)
型番: 103779(オートマティック)、103778(パーペチュアルカレンダー)

直径: 40mm
厚さ: 6.9mm(オートマティック)、7.6mm(QP)
ケース素材: カーボン(ファイバー)ゴールド、ローズゴールド製リューズ(ブラックセラミック製インサート)
文字盤: カーボンダイヤル、ゴールドカラーの針
インデックス: ゴールドカラー
防水性能: 100m(オートマティック)、30m(QP)
ストラップ/ブレスレット: カーボン製ブレスレット、3枚ブレードのフォールディングバックル(オートマティック)、DLCコーティングを施したスティール製フォールディングクラスプ(QP)

ムーブメント情報(オートマティック)
キャリバー: BVL138
機能: 時・分・スモールセコンド
直径: 36.6mm
厚み: 2.23mm
パワーリザーブ: 約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 31
追加情報: プラチナ製マイクロローター

ムーブメント情報(パーペチュアルカレンダー)
キャリバー: BVL305
機能: 時・分、パーペチュアルカレンダー(レトログラード式日付・うるう年表示、ポインター式曜日・月表示)
直径: 36.6mm
厚み: 2.75mm
パワーリザーブ: 約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 30
追加情報: プラチナ製マイクロローター

関連商品:https://www.hicopy.jp/brand-copy-IP-18.html

フランス・パリの独立系の新鋭ブランド“MU:N(ムン)”が国内に再上陸する。

現在公開されているムンの2つのコレクション“ORIGIN”と“ORION”を紹介する。

2022年に初コレクションとして登場した”ORIGIN(オリジン)”は、時計愛好家のオンラインフォーラムがきっかけ。以降、デザインや仕様決定にユーザーが参加する“共創型開発”を貫いている。

デザインは、シンプルさと詩情をモットーに、北欧デザインらしいミニマルな造形と、自然の色彩や質感を調和させた美しさが特徴。カラーは”ORIGIN BLUE”と”ORIGIN COBALT”の2色展開で、それぞれグラデーション文字盤が光を受けて変化し、詩的な美と機械的精密さが融合する仕上がりとなっている。

ケースは、38mm径サイズ。サファイアクリスタル製の裏ブタからは、ムーヴメントの繊細な動きを鑑賞できる。

■Ref.OA51B。SS(38mm径)。5気圧防水。手巻き(Cal.SW288-1A)。24万2000円
内部には、スイス製手巻きムーヴメント”Cal.SW288-1A”を搭載。同ブランドが提携しているスイスの“PH Saner SA”で1日あたり±7秒まで再調整して精度を高めた。

また、17世紀のタロットカードに由来する特製ローターを装備しているのも特徴で、2匹のオオカミ犬や塔、ザリガニ、月などを刻印。美しいデザインと複雑機構ムーンフェイズウオッチとして楽しめることだろう。なお、販売価格は24万2000円だ。


MU:N(ムン)
ORION(オリオン)
そして、2024年に登場した”ORION(オリオン)”は、フェムトレーザーを用いた発光式月相ディスクを採用。0.001mm単位の精密な加工により、月面や星々を立体的に描き出し、夜空を切り取ったような幻想的な表情を持つ。

■Ref.OR08W。SS(38mm径)。10気圧防水。手巻き(Cal.SW288-1M)。30万8000円
ケースは、38mmサイズ、素材はステンレススチールを採用した。

また、内部にはスイス製手巻きムーヴメント”Cal.SW288-1M”を搭載。約41時間のパワーリザーブ機能を誇る。

さらに”ORION(オリオン)”には、NASAのカラーを基調にした限定モデル”ORION BLUE”と”ORION GREEN”も展開。”ORION BLUE”は、アルテミス計画への敬意を、”ORION GREEN”は欧州宇宙機関の技術力を表現しているという。いずれも世界200本限定だ。

なお、販売価格は通常モデルが30万8000円。限定モデルが33万円となっている。

ロレックスのジュビリーブレスはダサい?真相と魅力を徹底解説

ロレックスの代表的なブレスレットである「ジュビリーブレス」は、ネット上で「ダサい」「古臭い」といった声が聞かれることがあります。特にデザインの好みや世代による印象の違い、現代のトレンドとの調和などから、購入を検討する際に不安を感じる人も多いでしょう。

この記事では、ジュビリーブレスが「ダサい」と言われる理由を客観的に分析しつつ、実際の魅力や価値を詳しく解説します。また、向いている人の特徴や判断基準も紹介するので、自分に合った腕時計選びの参考にしてください。

ジュビリーブレスとは?

ジュビリーブレスは、ロレックスが誇る伝統的なブレスレットの1つです。華やかで上品な外観と優れた装着感で、長年多くの愛用者に支持されています。まずは、ジュビリーブレスの歴史的背景やデザインの特徴を詳しく見ていきましょう。

ジュビリーブレスの誕生と歴史
ジュビリーブレスは、1945年にロレックスのデイトジャストと同時に誕生しました。この年は、ロレックスの創業者ハンス・ウィルスドルフが会社設立から40周年を迎える節目の年でもあり、「ジュビリー(祝祭)」という名前には、この記念すべき年への想いが込められています。

当初は、デイトジャストの発表に合わせて開発された特別なブレスレットでしたが、その快適な装着感と美しいデザインが高く評価され、現在では複数のロレックスモデルで採用される定番ブレスレットとなっています。80年近い歴史を持つジュビリーブレスは、ロレックスの技術革新と美意識を象徴する存在として位置づけられています。

デザインの特徴
ジュビリーブレスの最大の特徴は、5列のリンクで構成された独特な構造にあります。中央の3列は幅の狭いリンクで、両端の2列はやや幅広のリンクが使用されており、この組み合わせが美しいコントラストを生み出しています。

各リンクは精密に加工されており、光の反射によって華やかな輝きを放つのも特徴的です。表面は滑らかに仕上げられているため、光沢が美しく、フォーマルなシーンでも腕元を上品に演出してくれます。また、5列構造により手首のカーブに柔軟にフィットし、自然な装着感を実現しています。

オイスターブレスとの違い
ロレックスのもう1つの代表的なブレスレットであるオイスターブレスと比較すると、デザイン面での違いが明確になります。オイスターブレスは3列のリンクで構成され、よりシンプルでスポーティーな印象を与えるのに対し、ジュビリーブレスは5列構造による華やかさが際立ちます。

装着感においても違いがあり、オイスターブレスは堅牢で安定感のある着け心地が特徴ですが、ジュビリーブレスはより柔軟性があり、手首の動きに自然に追従します。また、フォーマルな場面での使用を考えると、ジュビリーブレスのほうが上品で洗練された印象を与えやすいとされています。

ジュビリーブレスがダサいと言われる理由
ジュビリーブレスはロレックスの伝統的なブレスレットであり、多くのファンに愛されてきました。しかし一方で、ネット上や一部の人の間では「ダサい」という意見も見受けられます。ここでは、ジュビリーブレスがダサいと言われる背景や理由を整理して解説します。

クラシックすぎるデザインが古臭く見える
ジュビリーブレスは、細かいコマが連なる華やかなデザインが特徴です。このクラシックな雰囲気が、シンプル・ミニマルなデザインを好む人には「古臭い」と感じられることがあります。

特に現代のファッションでは、装飾を抑えたすっきりとしたデザインが好まれる傾向にあり、ジュビリーブレスの華やかさが時代遅れに映ることがあるようです。80年近い歴史を持つデザインであるため、伝統的すぎて新鮮さに欠けると感じる人もいるでしょう。

おじさんっぽいという世代的な印象がある
ジュビリーブレスは、デイトジャストなど、長年スーツスタイルで愛用されてきたモデルに多く使われてきました。そのため、若い世代には「年配男性の時計」というイメージが定着しているケースがあります。

おじさんっぽいという印象は、バブル期からその後の時代にかけて、ビジネスマンの間でジュビリーブレス仕様のデイトジャストが広く愛用されていたことが影響しています。そのため、「父親世代の時計」というイメージを抱く若年層も少なくありません。世代間のファッション感覚の違いが、このような印象の差を生んでいると考えられます。

ファッションやシーンによって浮いてしまう
ジュビリーブレスには華やかな光沢や細かい装飾があるため、カジュアルなファッションと合わせると悪目立ちすることがあります。特にストリート系やスポーティーな服装では、ジュビリーブレスの雰囲気とミスマッチに感じる人もいます。

デニムやTシャツなどのラフなスタイルには、オイスターブレスのほうがしっくりくることが多く、ジュビリーブレスの上品さが逆に場違いに見える場合があります。アウトドアやスポーツシーンでも同様で、機能的でシンプルなデザインが求められる環境では、ジュビリーブレスの装飾性が邪魔に感じられることもあるでしょう。

現代のトレンドとのギャップがある
現代の腕時計は、オイスターブレスやラバーストラップなどのスポーティーかつラグジュアリーなデザインがトレンドとなっています。その中で、ジュビリーブレスはクラシカルすぎて流行から外れているように見られることがあります。

近年は、スポーツウォッチをフォーマルシーンでも着用するスタイルが定着しており、ロレックスの中でもサブマリーナやデイトナなどのスポーツモデルの人気が高まっています。このような背景から、よりドレッシーなジュビリーブレスが時代の流れから取り残されているような印象を与える場合があります。

SNSや口コミでのネガティブ評価の影響
ジュビリーブレスは、実際には愛用者も多いものの、SNSや掲示板で「ダサい」という声が拡散されやすいのも事実です。客観的な理由というよりは、印象の偏りやネットの評判によってネガティブなイメージが強調される傾向があります。

特に匿名性の高いネット環境では、極端な意見が注目を集めやすく、ダサいというキャッチーな表現が1人歩きすることがあります。実際の市場での人気や販売実績とは必ずしも一致しない評価が形成される場合もあり、ネット上の意見だけで判断することの危険性を示す例でもあります。

実際はどう?ジュビリーブレスの魅力

「ジュビリーブレスはダサい」という声がある一方で、実際に長年愛され続けているのには確かな理由があります。ここでは、実際にジュビリーブレスを選ぶ人たちが感じている魅力を整理して紹介します。

快適な装着感
ジュビリーブレスは、細かい5連のコマで構成されており、手首にしなやかにフィットします。長時間つけても疲れにくく、動きに合わせて自然に馴染むという点から「最も快適なロレックスのブレス」と評価する声も多く聞かれます。

この快適さは、5列構造による柔軟性と、各リンクの精密な加工技術によって実現されています。手首の細かな動きにも追従するため、デスクワークなどで長時間着用する場合でも、ストレスを感じにくい設計となっています。また、金属特有の冷たさも、肌との接触面積が分散されることで軽減される効果もあります。

上品で華やかな伝統あるデザイン
ジュビリーブレスは、中央リンクの輝きと繊細な造りにより、オイスターブレスにはない華やかさを演出できます。特にスーツやドレススタイルでは、ジュビリーブレスが腕元を上品に引き立ててくれます。

また、流行の影響を受けにくく、クラシックウォッチの王道デザインとして時代を超えて支持されています。80年近い歴史の中で培われた美意識は、単なる装飾性を超えた品格を感じさせ、所有者の洗練された印象を演出する効果があります。フォーマルな場面での存在感は、他のブレスレットでは代替できない魅力といえるでしょう。

耐久性と機能性が高い
ロレックス独自の高精度な製造技術により、ジュビリーブレスも非常に堅牢に作られています。長期間使用しても型崩れしにくく、高い耐食性を持つ素材を使用するという実用性の高さは、見た目以上の信頼感を支えています。

5列という複雑な構造にも関わらず、各接続部分は精密に作られており、日常的な使用での不具合はほとんど報告されていません。また、ステンレススチールの品質も非常に高く、適切なメンテナンスを行えば数十年間の使用にも耐える設計となっています。美しさと実用性を両立させた設計思想は、ロレックスの技術力の高さを物語っています。

リセールバリューが高い
中古市場においてもジュビリーブレス仕様のモデルは安定した人気があります。ダサいという声があっても、実際の需要が高いため資産価値を損なうことは少なく、長期的な所有にも安心感があります。

特にデイトジャストのジュビリーブレス仕様は、中古市場でも高い評価を維持しており、適正な価格での売却が期待できます。これは、実際の愛用者が多く、継続的な需要があることを示しています。投資的な観点からも、ジュビリーブレスは価値を保ちやすい選択肢として評価されています。

ジュビリーブレスが採用されている人気モデル
ジュビリーブレスは、ロレックスを代表するブレスレットの1つとして、数多くの人気モデルに採用されています。ここでは、特に代表的なモデルを紹介します。

デイトジャスト

デイトジャストは、最もジュビリーブレスを象徴するモデルです。1945年の初代デイトジャスト誕生と同時に登場したのがジュビリーブレスであり、この組み合わせはロレックス史上最も長い歴史を持つ組み合わせの1つといえます。

クラシカルで上品なデザインがデイトジャストと絶妙にマッチし、現在でも最も一般的な組み合わせとして知られています。36mmから41mmまで各サイズでジュビリーブレス仕様が用意されており、男女問わず幅広い層に愛用されています。特にスーツスタイルとの相性は抜群で、ビジネスシーンでの定番として確固たる地位を築いています。

デイトジャストの腕時計一覧

GMTマスター・GMTマスターII

パイロット向けに誕生したGMTマスターは、当初オイスターブレスが主流でしたが、ジュビリーブレスも選択肢として用意されてきました。特に現行のGMTマスターIIでは、青赤ベゼル(通称:ペプシ)にジュビリーブレス仕様が人気を集めています。

このモデルでは、スポーツウォッチとしての機能性と、ジュビリーブレスの上品さが見事に融合しており、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活用できる汎用性の高さが評価されています。近年の中古市場でも特に人気が高く、入手困難な状態が続いているモデルの1つです。

GMTマスター・GMTマスターIIの腕時計一覧

結局ジュビリーブレスはおすすめ?向いている人の特徴

ジュビリーブレスは「ダサい」と言われることもありますが、実際には多くのファンから長年支持されてきたロレックスを代表するブレスレットです。ここでは、どのような人におすすめできるのかを整理します。

クラシックで上品なスタイルが好きな人
ジュビリーブレスは、華やかでクラシカルなデザインが特徴です。スーツやフォーマルな場で映える、腕元を品良く見せたい、流行に左右されないデザインを選びたいという人には非常に相性がよいでしょう。

特にビジネスシーンを中心とした生活を送る人や、クラシックなファッションを好む人にとって、ジュビリーブレスは理想的な選択肢となります。また、年齢を重ねるごとに味わいが増すデザインでもあるため、長期的に愛用したい人にも適しています。

伝統的な価値観を大切にする人であれば、その歴史的背景も含めて満足度の高い所有体験が得られるはずです。

快適な装着感を重視する人
ジュビリーブレスの5連コマ構造によるフィット感は、オイスターブレスにはない魅力です。そのため、長時間の着用が多い人や、実用性と見た目を両立させたい人におすすめできます。

デスクワークが中心の職業の人や、1日中時計を着用する習慣のある人にとって、ジュビリーブレスの快適性は大きなメリットとなります。また、手首が細い人や女性にも、柔軟にフィットするジュビリーブレスは適しているといえるでしょう。機能性を重視しつつも、デザイン性を諦めたくない人には最適な選択肢です。

資産価値を重視する人
ジュビリーブレスは、ダサいという声があっても、実際の市場人気やリセールバリューは高水準を維持しています。時計を長期的な資産として所有したい人にとっても安心材料になります。

投資的な観点から腕時計を購入する人や、将来的な売却も視野に入れている人にとって、ジュビリーブレス仕様のモデルは安定した価値を期待できます。特にデイトジャストのジュビリーブレス仕様は、長年にわたって安定した需要があるため、資産価値の観点からも優秀な選択肢といえるでしょう。

関連商品:https://www.jpan007.com/brands-category-b-1.html

グランドセイコー 機械式クロノグラフムーブメント“テンタグラフ”が満を持して登場。

グランドセイコーの“テンタグラフ”は、僕が長らくその登場を楽しみにしていた時計のひとつでした。その理由は、このモデルがリリースされるよりも数年前に特許庁の公開公報(商標)のなかで“TENTAGRAPH”の文字を見つけていたからです。

“TENTAGRAPH”の名称は、TEN beats per second(10振動)、Three days(3日間のパワーリザーブ)、Automatic(自動巻き)、chronoGRAPH(クロノグラフ)から取ったもの。

直径43.2mm、厚さ15.3mmとマッシブなブライトチタン製ケースに印象的なブルーダイヤルとブラックセラミックスベゼルを備えたモダンでスポーティな印象のクロノグラフは、見本市のショーケースのなかでもひときわ存在感を放っていました。

グランドセイコーのブースで実際に手に取ってみると、その大振りな見た目に反して非常に軽快感のあるケースに驚き、美しいダイヤルを眺め、クロノグラフを操作しながら「やはり実機で見なければわからないことは多い」と改めて実感しました。

ですが、このグランドセイコー初の機械式クロノグラフがいったいどんなものであるかを見極めるためには、さらにたっぷりと時間をかけてレビューをする必要があることも明らかでした。

グランドセイコーのクロノグラフ
SLGC001を深掘りする前に、グランドセイコーのクロノグラフを簡単におさらいしておきましょう。同社のクロノグラフウォッチの根底にある価値観が見えてくるからです。

グランドセイコーは、1960年に「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志のもとに誕生して以来、高い時間精度、見やすさ、使いやすさ、耐久性という腕時計の本質を高い次元で追求・実現してきたブランドです。

意外に思われる方もいるかもしれませんが、2007年に自動巻きスプリングドライブクロノグラフ GMTのCal.9R86が登場してからグランドセイコーのクロノグラフムーブメントはスプリングドライブのみ。

大きなトルクで半永続的な動力源を持つ機械式時計と高い精度と安定性を持つクォーツ式時計の両方のよい部分を取り入れながら、脱進機と電池という本質的な構造的弱点を排除したスプリングドライブは、ブランドの思想を反映したクロノグラフを実現するためのベースとして、最適だったのです。

約72時間(約3日間)のパワーリザーブと平均月差±15秒(日差±1秒相当)を誇るCal.9R86は、世界で最も正確なゼンマイ駆動のクロノグラフのひとつです。

また、Cal.9R86を搭載したブランド初のクロノグラフ SBGC001は、計時の際の視認性を高めるためにクロノグラフ秒針と5分の1秒単位の細かい目盛りの距離をギリギリまで詰めるなど創意工夫が盛り込まれていました。
ここから見えてきたのは、グランドセイコーのクロノグラフを理解するためのキーワードが「高精度」「堅牢性」「視認性」そして「ユーザビリティ」であるということです。

エボリューション9 コレクション “テンタグラフ” SLGC001

ムーブメント

グランドセイコー初の機械式クロノグラフCal.9SC5は、ベースムーブメントのダイヤル側にクロノグラフモジュールを組み合わせたモジュール式クロノグラフムーブメントです。

実は「毎秒10振動のクロノグラフを作る」というアイデアは10年以上前からあったそう。テンタグラフの企画を担当したセイコーウオッチ商品企画一部の江頭康平氏によれば、「2009年発表のCal.9S85がベースとして候補に上がっていたものの、厚みのあるケースと約55時間というパワーリザーブから難しいと考えました」。

それを解決し、テンタグラフの完成を実現へと導いたのが、2020年に発表されたハイビートムーブメントCal.9SA5でした。「Cal.9SA5は薄く、パワーリザーブも長いのです」。

ベースのCal.9SA5は、ハイビート(3万6000振動/時)にして約80時間のパワーリザーブを実現するため、ふたつの香箱を並列に配置するツインバレルを採用。動力ゼンマイの力を効率よく伝達するためのデュアルインパルス脱進機、安定した精度を実現するためのグランドセイコー独自の巻上ひげやグランドセイコーフリースプラングなど、同ブランド誕生以来のスキルと経験が結集して作られた次世代のムーブメントです。

9SA5は水平輪列構造が取り入れられることで薄さを重視したキャリバーであったため、発表当時から今後の展開についても期待されていましたが、その最初のムーブメントとなったのが、この自動巻きクロノグラフCal.9SC5というわけです。
クロノグラフモジュールには垂直クラッチとコラムホイールが採用されており、フルスクラッチから設計されたもので、そのすべてはダイヤル側に配されています。そのためトランスパレントバックから確認できる部分のムーブメントは基本的にCal.9SA5と共通です。

もちろんムーブメントの曲線を多用した造形、デザインや面取りなどの審美的な美しさは素晴らしいですが、クロノグラフ機構を搭載したことによるムーブメントの構造を見たいという思いに駆られます。

関連商品:https://www.yokowatch.com/Seiko-Watch.html

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